感覚派

賛否両論

3ヵ月続けたミッドフット走法 - その良し悪し

ドラマ陸王”着地”が話題になりました。

 

陸王きっかけで、着地に目を向けたランナーさんもいるかもしれません。

 

 

かくいう僕は、スピードupと膝のケガの緩和のために長らく着地を考えてきて、今年に入ってからミッドフット走法を取り入れました。正確にいうと、ミッドフットとフォアフットのさらに中間くらいです。笑

 

それまでは踵から着地する形でしたが、何と言っても悩みは”膝”でした。😱

当然と言えば当然なのです

踵から着地すれば、体の構造的に膝で衝撃を吸収しようとするからです。

結構痛めてました。走れなくなるまでではないですが、距離を伸ばすといつもいやーな鈍い痛みがありました。

 

踵からミッドフットへ - 何が変わったか

答えからいうと、悩みの膝の痛み、違和感がなくなりました。👌

 

ミッドフットや、またフォアフットでは、ふくらはぎやお尻の筋肉で衝撃を受け止めるからです。

ただいい変化があればそれに引き換え悪い変化も起こります。⚡️

今度はふくらはぎや足首を痛めることが増えました。

 

ふくらはぎと足首の壁

 

4ヶ月目を迎え、ようやく形になってきたミッドフット走法。

まだ痛みゼロで走れるわけではありませんが、だいぶ改善してきました。

その克服法はいたってシンプルです。

 

自転車を漕ぐように真っ直ぐ足を出し、ふくらはぎはただただ筋トレ

 

です。やはり真っ直ぐ足を出す、ことが大前提。正しく筋肉が使われるので。

そしてふくらはぎに悩んだら、痛みのないときに筋トレしてください。踵上げが一番簡単。

あとはいかに力を抜けるか。(特に足首です)

改善しようと思えば思うほど、やはりその部分に力が入ります。僕も最初の頃は知らず知らずのうちに力が入っていたようで、走った翌日にはとんでもない疲労感だとか痛みだとか、に苦しめられました。

 

市民ランナーにミッドフットを推す理由

 

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これはランネットさんの

ランナー世論調査2017 結果発表

ですが、やはり圧倒的に”膝”が痛みナンバーワンです。

 

膝の痛みは周りの筋肉だけでなく関節へのダメージによるもので、慢性的な痛みにつながると思っています。ここで最も言っておきたいことは、関節を傷めることは致命的だ、ということ。生まれ持った関節をすり減らせば、長く走ることができなくなります。筋肉なら怪我してもいいというわけではありませんが、筋肉は鍛えられてもそれを支える関節を強くすることは難しい!

 

だからミッドフット着地に変えて、お尻やふくらはぎなど、大きな筋肉で衝撃を吸収できる走りにしていった方が良いんじゃないの?🙆‍♂️

というメッセージでした。