【5/28】結局、誰が高プロなの?
働き方改革、が話題です。
長時間労働や過労死というワードに敏感な時代です。
そんな中、働き方改革の一環として、「高度プロフェッショナル制度」という制度が波紋を呼んでいます。国会では当制度を6月の下旬までに成立させようとし、一方で野党がこれを食い止めようとする動きがあります。
高度でプロフェッショナルなのは誰?
この制度が適用されるのは
- 金融ディーラ
- コンサルタント
- 研究開発職
といった、専門的知識を要する人たちで、
かつ
年収が1075万円を上回る労働者、が対象です。
強調される104日の休日義務に騙されてはいけない
この制度が適用された場合、24時間ぶっ続けで働いても、問題がなくなります。
ただその分、「年間104日の休暇を取ってください」としているのですが、
よく考えてみれば、
一年は365日で52週間。つまり104日は週2回の休日にすぎません。
お盆休みや、正月休み、といった休暇を取る日人がほとんどというなか、この104日休めるという見掛け倒しのポイントを見落としてはいけません。
可決させようと目論む与党の狙いは、正直わかりません。
この制度、普通に考えておかしくない?という疑問提起でした。