感覚派

賛否両論

【6/7】追記 : 介護従事者の賃金はなぜ低い?

 昨日、介護従事者が深刻な人手不足に陥るのではないか、という記事を書きました。

 

それに補足で、情報を仕入れたので、追記という形で書こうと思います。

sekairun-194.hatenablog.com

 

今日お伝えしたいのは、「賃金」についてです。

 

経済学的には、「補償賃金仮説」というものが働きます。これは仕事の”きつさ”に応じて賃金が上がる、という考え方です。

余談ですが、男性の方が、仕事に対する”きつさ”に抵抗が少ないという傾向があるため、「補償賃金仮説」が男女の賃金格差の生まれる要因とも言われています

 

またこうした考えの他に、需要が高まれば、サービスの価格が上がり、賃金にも反映されるというのは誰でも理解できるでしょう。

 

しかし、、

介護従事者の賃金は、昨日書いたように人手不足になっても、賃金が上がらないのです。

それは、介護サービスの価格は、介護保険によって決められているからです。

 

そもそも、介護保険というのは、

高齢化社会で、医療費がかかりすぎる。まかなえない。だから低価格で保険を作ろう、という流れで作られました。

どれだけ、人手の需要が高まっても、介護を受ける側が支払うのは安い介護保険なのです。

その安く設定された介護保険料が、低賃金につながるということです。

 

今後、こうした状況への救済策も考えて行きたいと思います。

また情報収集をして、まためてみます。

 

なんでもどうぞ hateblo.tsuyu@gmail.com

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