感覚派

賛否両論

【11/8】e-スポーツはスポーツなのか、を考える

 先日の朝日新聞に、e-スポーツはスポーツか否か、という議論が掲載されていた。

 

 

 

 

f:id:snrn230art:20181108160519j:plain

e-スポーツ(electronic sports):格闘系やサッカー野球などをゲーム🎮で競うスポーツだ。

「ゲーム=悪い」この概念はもう古い。e-スポーツの市場規模は今後5年で3,000億円を超すという試算もある。

いま最も成長している産業の一つだが、これをオリンピック競技にしようという動きが目立ち始め、議論を呼んでいる

大反対

 

はっきりと、私はこれに反対する。

ゲーム産業としては、好きに盛り上がってくれればいい。だが、スポーツと呼ぶことには大反対だ。

 

集中力や、体力を使うのだから、スポーツと一緒ではないか!という意見をよく目にするが、

 

じゃあ、営業職もスポーツなのか?

スポーツの定義

私は、スポーツを芸術だと考えている。

自分の求めるプレースタイルに必要な身体を創り、表現して競わせる。

バットを振る。弓を引く。走る。全ては1mm単位の身体の動きによって結果が生み出される。

さらに、スポーツならではなのは、どんな競技もデジタル回路は存在せず、身体の微妙な動きによって結果はまるで違うものになる。極めてアナログなアート

 

だから、

デジタル回路を介して作り出されるバーチャルの世界を、どうしてもスポーツとして受け入れられない

そこに観客が集まり、ファンが集まっても、

それはスポーツ産業としての盛り上がりではなく、ゲーム産業の盛り上がりだ。

頭を使うとか、体力勝負とか、そんなことは、全てにおいて必要なこと。仕事でもスポーツでも、両方必要。その次元の議論は話にならない。

 

オリンピック競技にする?スポーツをバカにするな

 

と、正直にこう思う。

 

オリンピックは、人間の限界を競う場であって、デジタル世界を表現する場ではない。

スポーツは人の手によってしか生み出せない結果の勝負である 

ということはどうしても譲れない点。

変化の時代とはいえ、新しいものを受け入れることが必ずしも良いとは思わない

 

なんでもどうぞ hateblo.tsuyu@gmail.com

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村