【10/20】マラソン・ランニングを始めるなら、自分の体を知ることから
マラソン界からも1億円プレーヤー誕生しました。
設楽選手、大迫選手が立て続けに記録を打ち立て、マラソン財団も嬉しい悲鳴をあげているみたいです。
本当に、盛り上がりがすごい。
しかし、この盛り上がりを機に「走ってみようかなあ」と思っている人にこれだけは言っておきたい、ということがあるんです。
◆「気づいたらフォアフット走法だった」◆
おとといのクローズアップ現代では、大迫選手がゲスト登場。代名詞の「フォアフット走法」が取り上げられていました。また世界のトップ選手(主にアフリカの選手)や、設楽選手もこの「フォアフット走法」なんですね〜。
ちなみに走法には3種類あって、
・ヒールストライク(かかと着地):アキレス腱、ふくらはぎに優しい。日本人向きだけど、膝痛める可能性ある
・ミッドフット走法(水平着地) :この走法で走ってますが、全体的に筋肉つけないと難しい。けど、ケガのリスクは格段に減った。
・フォアフット走法(爪先着地) :体への衝撃が少ない。スピード出るが、アキレス腱ふくらはぎの相当な筋力必要
その大迫さんが語っていたのは、特段意識してフォアフット走法になったわけではないということ。
結局何が言いたいのかというと、フォアフットは危険。”常識を打ち破る”など、メディアが誇張する言い方に踊らされないで欲しい、ということです。
確かに、かかと着地という常識から外れていることは本当だし、すごすぎる。100%ケガしないと言われたら、やるし、人にも勧めます。
しかし、本当に一瞬でケガします😑💫
脚の振り出しかた、腕振り、シューズ、何から何まで、その人にあった動作があります。まずは、足の形、身長、胴の長さなど、自分の体を知ることからです。。
◆シューズは店頭で何足も履くべき◆
そしてもう一つ、シューズです。
マラソン 見てたらわかると思うんですが、このところバカみたいにみんなオレンジの靴履いてます。
『vapor fry 4%』NIKEのシューズなんですけど、トップ集団の9割近くが履いてます。これまでは、薄底で軽いものこそが王道でした。
今は厚底こそ、疲れないシューズであるということで、このオレンジシューズがトップ選手たちに履かれているんです。
で、もう一回言うと、"トップ選手たちに"人気です。
興味本位で買う分には良いんですけど、トレーニングで使うのはおススメしません。なぜなら足を痛めたから。しばらく前に、全く同じものではないですが類型のシューズを、それこそマラソントップ選手につられて買ってしまったのです。
でも、とてーも扱いが難しい。スピードを出せば出すほど、動きがぎこちなくなる。それ以来、普段靴になってしまいました。。
ということで、店頭で、足の形とか色んなことを考えて、何足か履いて選びましょう。
◆マネはケガする◆
トップ選手たちがフューチャーされるのは当然ですが、
マネしてもケガするだけです。走るのが好きな人にとっては、1週間でも走れないのは相当なストレスなので。
これから走ろうかなって言う人も、大迫と同じシューズ買お!って言う人にも、
『走ることは、自分との対話である』というmy名言を残しておきます。
自分に合ったシューズとフォームで楽しみましょう。