日本はワースト1位?? ― 悲惨指数ってなんだ
普段ちょっとだけFXなんかにも手を出しているのですが、売り買いの決め手の一つとなるのが、「経済指標」
消費者物価指数、製造業指数、GDP、政策金利など、株FXに投資している人はチェックされていると思います。
そんな中、先日、
経済的な悲惨さを示す”悲惨指数”という、聞きなれない指数を見つけました。
経済学者アーサーオークン氏が考案したもので
悲惨指数=失業率+CPI(消費者物価指数)上昇率
で算出されます。
ブルームバーグによる2017年度版の発表では、
ベネズエラが不名誉にも第1位。
ベネズエラ の経済は壊滅的で、2016年の消費者物価上昇率は2616%と、とてつもないインフレを起こしています。
そして栄えある最下位はタイ。さらにシンガポールと続き、
日本はワースト3位。
ワーストですが、もちろん国民の経済的苦痛さが低いという評価です😓
ただ、物価上昇が抑えられても賃金に変化がなければ、経済的な改善の実感は薄いだろうし、ちょっとモヤモヤする指標でした(笑)