#1 気負わぬ大学。森に溢れる多摩キャンパス
正門を抜け、キャンパスに向かう道は森に囲まれている。
中央大はどこを歩いても空気がきれいです。
でも、都心大学には勝てない。駒場の東大、渋谷の青学、池袋の立教、神田の明治、品川の明学、にはどうしたって人気で勝てない。
都心で働くビジネスウーマン・ビジネスマンに揉まれて通学していれば、大学生もみるみるうちに洒落っ気を帯びる。
その点中央はどうだ。
真横には多摩動物公園、程久保〜高幡不動〜万願寺〜甲州街道〜柴崎体育館〜と来て、立川に出るにもモノレールに乗って17分かかる。
中大生にオシャレのプレッシャーはない。運動着でうろうろしている学生もいるし、僕も部活をやっていた頃は、そんな格好で通っていた。
逆にいえば、ちょっといい格好をしていれば、簡単に輝ける。The大学生もいるし、対極の学生も混在しています。
象徴は森
学内には丘が存在する。ここで寝てる人もいるし、キャッチボールしてる人もいるし、お弁当食べてる人もいる。
ちょっとしたアスレチックもできる。
ミニ登山ができてしまうわけです。
どこまでも広大で、自然に囲まれた空気の澄んだ空間。
東京ドームで換算すると約11個分もあるらしい。確かに、この多摩キャンパスにきて、「広すぎる」というのが僕の最初の感想でした。
見てください、晴れた日の中央の空は本当に美しいです。
駅から降りて、一番遠くの学部棟に行くまで、走っても5〜6分はかかるし、普通に行けば軽く10分は歩く。広さがイヤにもなるが、自然に囲まれた開放感は保証します。
そんな中央大には、約25,000人の学部生が在籍しています。多摩キャンパスだけでも20,000人が通っています。
しかし中大生の印象は、都会大学に比べてイマイチよくない(?)らしく、
「中央の3K」という不名誉な烙印を押されています。
3Kとはなんだ?!世間のイメージは本当なのか。内部の人間として、中大生の中身を次回、お伝えします。